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浮気による協議離婚の手続き方法と進め方

協議離婚は離婚の方式の一つの方法になっており、夫と妻という離婚の当事者同士が話し合うという、一番一般的で簡単に行うことができる離婚方法になります。

おそらく離婚について話し合う場合に一番最初に行われるのが、この協議離婚という方法なのではないでしょうか。

つまり協議離婚で話し合いが上手く行けばスムーズに離婚することができるので、離婚を切り出した側としては、この協議離婚が成立するのが一番望ましい形と言えるかもしれないですね。

では協議離婚にはどのような効果があるのでしょうか?

協議離婚を利用する意味と効果とは

協議離婚を利用する意味と効果について知りたい人は多いと思います。

そもそも協議離婚にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

協議離婚は調停や裁判による離婚と比べると時間がかからないというのが大きな効果と言えると思います。

また裁判のように弁護士を利用して、お互いが激しく対立することなく離婚できるというのは大きな意味があります。

協議離婚でお互いの話し合いによって離婚を決めることができれば、離婚後のゴタゴタによる影響も少なく、離婚後の生活もスムーズに始めることができます。

では協議離婚を成功させるためにはどのような事に気をつけるといいのでしょうか?

協議離婚を成功させるポイントとは

離婚をするためには夫婦の合意が必要なので、協議離婚を成立させるためには夫や妻とどのように交渉していくかということが一番重要になってきます。

離婚について話し合うということになると、お互いどうしても感情的になりがちなので、感情に支配されてしまうと、協議離婚が失敗する可能性が高くなります。

そのため大事なのはお互いが感情に流されずに、しっかりとお互いの離婚の意志を確認するということがポイントになります。

また協議離婚では、その時の感情で安易に決めるのではなく、離婚後の経済面などについてしっかりと見通しを立てて、離婚後の生活を想定した上で、離婚条件について話し合うようにしましょう。

さらに相手の浮気の証拠などを掴んでいる場合には、離婚裁判をしても負けると相手に思わせて協議離婚に応じさせるというのも一つの方法だと思います。

協議離婚の進め方とは

協議離婚は夫婦お互いが話し合って離婚を決めるという離婚方法なので、進め方にこれといった決まりごとはないのですが、スムーズに離婚を進めるためのポイントがいくつかあります。

それは離婚する際に決めるべきことをしっかりと決めておくということです。

ただ離婚するということを決めるだけでは意味がなくて、しっかりと離婚条件について話し合っておくことが協議離婚を進める際には重要になってきます。

では具体的にどのようなことについて話し合う必要があるのでしょうか?

親権者選び

夫婦の間に子供がいる場合には、協議離婚の際にしっかりと親権者をどうするのか協議する必要があります。

離婚する際には事前に親権者を決めておかないと離婚することができないので、協議離婚の際には親権者選びは必須項目にになります。

離婚することは決めているけど、親権者選びの話し合いがまとまらずに、離婚調停や離婚裁判になるということはよくあることです。

そのため親権者選びは協議離婚が失敗する可能性が高くなる部分なので、交渉は慎重に行いましょう。

慰謝料について

協議離婚では慰謝料請求についても考える必要がある場合もあります。

相手が浮気や不倫をしていたり、DVやモラハラがあったり、「悪意の遺棄」があったりなど、相手が原因で離婚をする場合には慰謝料請求も考える必要があります。

一般的には浮気による離婚の場合だと思いますが、その場合にはしっかりと法廷で通じるような浮気の証拠を抑えておく必要があります。

証拠が不十分な状態だと慰謝料請求しても相手にされない場合もあるので、決定的な証拠があるかどうかということが重要になります。

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養育費について

協議離婚では親権者についての話し合いが終わったら養育費についても話し合う必要があります。

養育費については決まった額があるわけではなく、夫婦両方の収入バランスなどを考えて決めることになります。

また婚姻期間中の生活水準なども養育費に影響してきます。

協議離婚での養育費の話し合いでは基本的には夫婦の話し合いによって、養育費を事由に決めることができます。

とは言ってもある程度の相場などが分らないと判断が難しいと思うので、下記の養育費の相場算定表を参考にしてください。

参照:養育費算定表(裁判所HP)

財産分与について

離婚する際には婚姻生活中に夫婦が築いた財産を分けるという財産分与を行うことになります。

婚姻前に所有していた財産はそのまま個人が所有することができますが、夫婦の共有財産についてはしっかりと分ける必要があります。

具体的には「現金」「不動産」「株」「家具」「家電」「年金」「退職金」などが対象になってきます。

協議離婚で財産分与について話し合う場合には、対象になる財産のリストを作成して、そのリストを前提にどちらが所有権を得るのか話し合うといいです。

協議離婚の手続き方法とは

協議離婚では上記のようなことをしっかりと話し合って決めておく必要があります。

「親権者選び」の項目以外は離婚後でも決めることができますが、離婚後に前のパートナーと何度も話し合って面倒な項目を決めていくのは負担が大きいです。

そのため養育費などについてうやむやになってしまって、払ってもらえないということが発生することもあります。

そのため協議離婚ではしっかりと全ての項目について話し合ってから離婚を決めるようにするといいです。

そして離婚協議の届出は夫婦双方と証人2人以上が署名した書面を提出するか、これらの人達全員が口頭で行う必要があります。

まあ、実際には書面で提出するのが通常ですけどね。

まとめ

協議離婚をする際には、まずはお互い話し合って離婚をするということで一致することが大事になってきます。

それから、養育費や財産分与、親権、慰謝料などについて話し合って決めていくことになります。

基本的に離婚をする際に入り口は協議離婚になり、協議離婚で合意できなかった場合に調停離婚や、離婚裁判になっていくことになります。

協議離婚については基本的に夫婦間で話し合って決めていくことになりますが、トラブルが合ったら困るという場合には弁護士を入れて話し合うのも良いと思います。

また離婚協議で決まったことは弁護士に「離婚公正証書」にしてもらって書面としてしっかりと残しておくといいです。

離婚公正証書があると、話し合った条件が守られない場合に、すぐに強制執行してもらえるのでメリットが大きいです。

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